2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカー《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》

「今年の一台」を決める「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が明日、12月7日に最終選考会をおこない、今年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定する。最終選考会の様子は、動画配信サイト「Youtube」でライブ配信がおこなわれ、誰でもイヤーカー発表の場に立ち会うことができる。

◆上位10台の「10ベストカー」からイヤーカーが決定!
最終選考会の前哨戦として、「ジャパンモビリティショー2023」の会期中に今年の上位10台である「10ベストカー」が発表された。今年は全34ノミネートの中から、ジャーナリストなど60名の選考委員の投票により選出された。ラインアップは以下の通り。

●スバル・クロストレック
●トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
●トヨタ・プリウス
●日産 セレナ
●ホンダ・ZR-V
●三菱 デリカミニ
●アバルト 500e
●BMW X1
●マセラティ・グレカーレ
●フォルクスワーゲン ID.4

※ノミネート順

これまで10ベストカー発表時点では得票数を発表していなかったが、今年度から公表され、この時点ではトヨタ『プリウス』が最も多くの票を集めていた。上位4位までのBMW『X1』、日産『セレナ』、ホンダ『ZR-V』は僅差で、どのクルマが受賞してもおかしくない状況。軽自動車では三菱『デリカミニ』が唯一残っている。この10台からあらためて投票がおこなわれるため、逆転の可能性は残されている。

また、今年度から投票基準が変わり、これまでは上位5台を投票するシステムだったが、上位3台のみにそれぞれ「10点」「4点」「2点」を各選考委員が配点する形となる。日本カー・オブ・ザ・イヤーが日本メーカー車だった場合、海外メーカー車でもっとも多く得票したクルマに「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が与えられる。また、この10ベストカーの中から部門賞である「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」が選ばれる。

日本カー・オブ・ザ・イヤーは40年以上の歴史をもつ自動車の賞典。日本を代表する自動車雑誌やTV、インターネットメディアを中心とした実行委員会によって運営され、選考委員による試乗や取材での評価をもとに、性能や社会的価値の高いクルマを選出してきた。投票を前に実行委員会は、10ベストカーを一挙に集めた「10ベストカー取材会」を開催し、選考委員たちは投票前の最終確認をおこなった。

最終選考会は12月7日(木)15:00から開催。そこで今年度のイヤーカーが決定する。最終選考会・表彰式の模様は日本カー・オブ・ザ・イヤー公式YouTubeチャンネルにて生配信される。MCには昨年に引き続き、クルマ好きで知られるお笑い芸人のおぎやはぎ、サッシャを起用。「今年の一台」が決まる瞬間を、お見逃しなく。

三菱 デリカミニ(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 スバル クロストレック(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 ホンダ ZR-V(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 BMW X1(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 VW ID.4(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 トヨタ プリウス(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 マセラティ グレカーレ(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 日産 セレナ(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 アバルト 500e(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》 トヨタ アルファード/ヴェルファイア(10ベスト取材会)《写真提供 日本カー・オブ・ザ・イヤー》