試乗記

カーライフニュース - 試乗記

新型車や試乗記、ハイブリッドや電気自動車などエコカーの最新情報や分析コラムなどのニュース一覧です。

◆好調なBYDとの差は一体何か?
のっけから批判的な話で申し訳ないのだが、日本市場に再参入を果たしたヒョンデは、新規参入を果たした中国のBYDに対してどうも旗色が悪い。

結構派手目で最近はTV CMも流しているBYDは今年上半期に1291台を売り上げ、純輸入車としては14位に入る健闘ぶり。これに対してヒョンデの方は388台(いずれも1-7月期)とだいぶ水をあけられている。その差は販売方法に現れていて、BYDは対面販売を中心としているの・・・

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今回のワンポイント確認は、いろいろテレビCMで見かけるようになったけれど、「BYD ATTO 3 って、なに?」である。そして、さらに言えば、「BYD、選んで大丈夫?」だ。

人はなにかを選択するときに、理由がいる。自分の好み以外にも、まわりから見られてどう思われるかは気になるところだ。特にクルマとなれば、安全面も気になる。

◆コンパクトSUVとしては幅は少し広め&高さも高め
BYDは、中国発の電気自動車(以下、EV)である。BYDと・・・

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新しくなったミニは、最初に『カントリーマンS ALL4』というモデルに試乗させていただいた。そして今度は同じボディの「JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」版である。

言うまでもなくジョン・クーパーが作り出したミニ・クーパーの血統を受け継ぐモデルの究極形ともいえるモデル。もちろん先代までの「JCW」には試乗したし、カッ飛び系のモデルであったことは記憶しているが、今度のモデルはそれに輪をかけたちょっと凄みのあるクルマだった。

◆「クー・・・

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今どきとしては厚みのある55プロファイルタイヤ、確かひと頃“エレガンスグリル”と呼ばれた非SL(クーペ)グリル、エンジンフード先端に立つマスコット、シルバーのボディ色……。そんな試乗車の“仄かなオーセンティックさ”に、すっかり気持ちが解されての試乗だった。

試乗車は最新の「E300 ステーションワゴン エクスクルーシブ」(ISG搭載モデル)。パワートレインは254M20の型式の2リットル・4気筒ガソリンターボエンジン(258ps/40・・・

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現行BMW『X5』はコードネーム「G05」を持ち、2019年にデビューしたモデルである。つまり誕生からすでに5年が経過している。

しかし、今回お借りした「xDrive 40d」が登場したのは2022年。そして2023年4月にはX5そのものにマイナーチェンジが施され、内外装の意匠変更とシステム総出力352ps、720Nmを発揮する6気筒ターボディーゼルが搭載された。

外見は昨年12月に発表された最新モデルと比べて今回試乗したモデルでは・・・

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今回のワンポイント確認は、「ホンダはアコードを、日本で売る気があるのか」である。

日本市場に於いて、国産セダンは絶滅危惧種に登録されるんじゃないかと心配している私である。令和初期までは、「人と荷物のスペースは分けたい」というセダン信者の意見もかろうじてあったけれど、このところの夏の酷暑では、人のスペースとつながっていないトランクはエアコンの冷気がまったくいかず、入れた荷物がもんわりと熱くなってしまう。

気候変動は、使い勝手の良し悪し・・・

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2025年から完全な電気自動車メーカーになると宣言しているジャガー。ブランド唯一のBEVは、今のところ2018年に発表された『I-PACE』のみである。

2025年まではあと半年足らず。果たして本当に完全電気自動車メーカーになれるのか少し心配なところはあるが、それでもICE車の生産終了は着々と進み、最後のICEスポーツカーである『Fタイプ』もファイナルモデルとして「ZPエディション」がリリースされた。まさにラスト・サムライの様相である・・・

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個人的に久々の試乗となったアルファロメオ『ジュリア』。最初のモデルが上陸したのは2017年9月だったから、かれこれ7年、これまで幾度となく接してはきたが、果たしてその世界観に変化はあるかどうか……。

試乗車の「クワドリフォリオ」は、直4・2リットルターボを積む「ヴェローチェ」に対し、同じFRながら2891ccのV6のDOHC 24バルブ・インタークーラー付きツインターボを搭載するのが特徴。

スペックは510ps/61.2kgmと卓越・・・

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「名は体を表す」という言葉がある。原点の『ミニ』は1959年に初代がデビューし、その当時は究極の小型サイズのボディを持って登場した。

小型化するにあたり涙ぐましい努力をしてAタイプと呼ばれたエンジンを横置きにし、さらにトランスミッションをエンジンの下に潜り込ませた2階建て構造でコンパクト化を実現した。フロントに入らなかったラジエターはボディ左サイドに横置きされホイールハウスからエアを抜くという荒業だった。

当時のミニはまさに名は体を・・・

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◆スズキラインナップで一番と言ってよい出来栄え
スズキが『フロンクス』という名のニューモデルを10月ごろ上梓する。それに先駆けて、プロトタイプの試乗会が行われたので参加してきた。

例によって事前にお断りするが、あくまでもプロトタイプである。だからナンバーが付いておらず、クローズドのコース内での試乗。それに試乗会だから与えられた時間は短いのであくまでも味見の域を出ない。

と、そう断ってみてもチョイ乗りする限りこのクルマ、相当に出来がイ・・・

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