トヨタ・プリウス《写真撮影 中野英幸》

日本最大のブランディング会社のインターブランドジャパンは、ブランドの持つ価値を金額換算する独自ブランド価値評価で、日本発のブランドを対象としたブランド価値ランキング「ベストジャパンブランド2023」を発表した。

それによるとトヨタ(Toyota)が15年連続で1位だった。ブランド価値は597億5700万ドルで前年比10%アップした。2位はホンダ(Honda)で同7%増の228億3700万ドル、3位がソニー(Sony)で同18%増の169億8900万ドル、4位が日産(Nissan)で同10%増の122億1200万ドルと、自動車大手が上位だった。1位から7位まで前年と同じ順位。

パナソニック(Panasonic)は前年の9位から1ランクアップした8位だった。逆に9位にランクダウンしたのがキヤノン(Canon)。スバル(Subaru)はブランド価値が前年から8%アップしたが前年と同じ13位だった。ブリヂストン(Bridgestone)は10%アップして前年の17位から16位にランクアップした。スズキ(Suzuki)は価値は7%アップしたものの、前年の26位から27位にダウンした。大きく順位を下げたのがマツダ(Mazda)で、価値が9%減となり、順位も35位から41位に下落した。

ベストジャパンブランド2023にランクインした100ブランドの平均成長率は6%増だった。ブランド価値が伸びたのは80で、全100ブランドの価値総額は前年比7.7%増の2733億ドルだった。

トヨタ・クラウン《写真撮影 雪岡直樹》 ホンダe《写真撮影 中野英幸》 ホンダZR-V《写真撮影 小林岳夫》 日産サクラ《写真撮影 中野英幸》 スバル・ソルテラ《写真撮影 中野英幸》 スズキ・スペーシアベース《写真撮影 中野英幸》 マツダ2《写真撮影 中野英幸》