パナソニックのバッテリー「caos」(参考)《写真提供 パナソニック》

パナソニック オートモーティブシステムズは30日、自動車用鉛蓄電池(補修用)の価格を10月1日から改定すると発表した。

同社によると、自動車用鉛蓄電池の部材価格が高い水準にあることに加え、原油価格の高騰を背景とした物流費や光熱費などのコストが上昇しているという。

これまでコスト削減に向けて様々な取り組みを行ってきたが、企業努力だけではコスト吸収が困難な状況となり、今回の価格改定を決定した。

価格改定の対象は自動車用鉛蓄電池(補修用)の全製品で、改定幅は現行価格の約15%増となる。なお、店舗での販売価格は小売店が決定する。

価格改定は2025年10月1日お届け分から実施される予定だ。