
ZFは、ザックスブランドのエアサスペンションをアフターマーケット向けに投入したと発表した。エアスプリング搭載車両の増加に伴い、対応する交換部品の需要が高まっていることを受けた措置だ。
現在、EU域内では約1000万台、世界全体では約2500万台のエアサスペンション車両が走行している。
サックスのエアストラットは純正品質で製造され、車両メーカーが定める破裂圧力を保証する。プラグアンドプレイ設計により、トップマウントを含む必要な取り付け部品がすべて付属し、簡単に取り付けできる。
現在、アウディ『Q7』、ポルシェ『カイエン』、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』の各モデル向けに22種類を用意している。今後数か月でメルセデスベンツやランドローバー向けにもラインアップを拡大する予定だ。
サックス エアストラットは、エアスプリングとショックアブソーバーを一体化した先進的なコンポーネント。センサーが路面状況、荷重レベル、車両の動きを継続的に監視し、制御ユニットがこれらの信号を処理して比例バルブを通じて2ミリ秒ごとに減衰力を調整する。これにより、走行条件に応じて減衰が動的に調整され、操縦性、安定性、快適性が向上する。
