
ダイハツは1月19日、『タフト』など8車種34万台について、電動パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがあるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ダイハツ『タフト』『タント』『トール』『ロッキー』、スバル『シフォン』『ジャスティ』、トヨタ『ルーミー』『ライズ』の8車種で、2020年5月29日から2022年8月26日に製造された33万9883台。
対象車両は、電動パーキングブレーキを解除するプログラムが不適切なため、ブレーキケーブルの戻し量が不足する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を繰り返すと、ブレーキケーブルの作動域から逸脱するため、パーキングブレーキ作動時に異常を検出して警告灯が点灯。最悪の場合、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、電動パーキングブレーキアクチュエータ内の制御コンピュータのプログラムを修正する。
不具合は401件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。


