ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は2月8日、「2022ワールドカーオブザイヤー」の第2次選考10車種を発表した。日本メーカー車では、4車種が第2次選考に残った。トヨタ『GR 86』とスバル『BRZ』新型、レクサス『NX』新型、ホンダ『シビック』新型だ。
ワールドカーオブザイヤーは、2004年に設立された。今回は2020年秋から2021年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から、最高の1台を選出する。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは、選考対象から外される。
投票は世界34か国の102名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施する。2022年4月に、イヤーカーが決定する予定だ。
2022ワールドカーオブザイヤーの第2次選考10車種は以下の通り。
●アウディQ4 e-tron
●クプラ・フォーメンター
●フォード・マスタング・マッハE
●ジェネシスG70
●ホンダ・シビック
●ヒュンダイ・アイオニック5
●ヒュンダイ・ツーソン
●キアEV6
●レクサスNX
●トヨタGR86/スバルBRZ
欧州メーカーでは、アウディが新型電動SUVの『Q4 e-tron』を、フォルクスワーゲングループのセアトのパフォーマンスブランドの「クプラ」が、ブランド初の専用設計車となる『フォーメンター』を第2次選考に送り込んだ。メルセデスベンツとBMWは第2次選考に残っていない。
ここ数年の結果は、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』と、フォルクスワーゲンが2年連続で受賞。2011年は日産のEV、『リーフ』。2012年は再び、フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『up!』、2013年は『ゴルフ』、2014年がアウディ『A3』、2015年がメルセデスベンツ『Cクラス』、2016年がマツダ『ロードスター』、2017年はジャガー『F-PACE』、2018年は新型ボルボ『XC60』、2019年はジャガー『I-PACE』、2020年はキア『テルライド』、2021年はフォルクスワーゲンの電動SUV『ID.4』が、ワールドカーオブザイヤーに輝いている。
GR 86&BRZ に シビック と NX、2022ワールドカーオブザイヤー第2次選考に残る
2022年02月09日(水) 12時30分
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