1998年式日産フェアレディZ 300ZXとオーナーの丹呉いずみさん《写真提供 日産自動車》

日産自動車は、4月14〜16日の3日間、幕張メッセ(千葉市)で開催されているオートモビルカウンシル2023に出展。12月に創立90周年を迎える日産のブーステーマは「Love Stories with NISSAN - Enjoy your favorite one in everyday life」。

このテーマに合わせてブースには、2021年にフルレストアを実施した1990年式『シーマ』をはじめ、1989年式『パオ』、日産自動車の従業員でもある丹呉いずみさんの1998年式『フェアレディZ 300ZX』と、個人の愛車3台が並んだ。

日産自動車でオートモビルカウンシル2023の企画を担当した、グローバルブランドエクスペリエンス部の中山竜二さんは、「いまの時代に残っている古い時代のクルマたちは、1台の例外もなく、『ヒト』が守り続けてきたものだ。そこで『ヒト』と『クルマ』との相思相愛のストーリーや自動車という存在への大きな愛情を、長年の顧客といっしょに表現したいと思い、今回のブースのテーマに設定した」と、想いを述べている。

例えば丹呉さんは日産自動車入社6年目。高校生でZ32に一目ぼれし、19歳で免許取得後念願のオーナーとなったそうだ。現愛車は保有歴5年目で、現在、走行距離20万km超でありながらメンテナンスしながら日常使いしているという。国家一級小型自動車整備士免許を取得後、開発エンジニアとして日産に入社した。

また、初日(14日)の記者会見でグローバルブランドエクスペリエンス部の濱松幹昌部長は「過去のクルマたちが、現代のオーナーに再発見・再評価され、未来にわたって受け継がれることが、オートモビルカウンシルの掲げる『CLASSIC MEETS MODERN AND FUTURE』というテーマの究極の姿であると、日産は信じている」と述べている。

1990年式日産シーマ《写真撮影 安藤貴史》 1990年式日産シーマ《写真撮影 安藤貴史》 1990年式日産シーマ《写真撮影 高木啓》 1989年式日産パオ《写真撮影 安藤貴史》 1989年式日産パオ《写真提供 日産自動車》 1989年式日産パオ《写真撮影 安藤貴史》 1998年式日産フェアレディZ 300ZX《写真撮影 安藤貴史》 1998年式日産フェアレディZ 300ZX《写真撮影 安藤貴史》 1970年式日産スカイライン2000GT《写真提供 日産自動車》 1970年式日産スカイライン2000GT《写真提供 日産自動車》 1970年式日産スカイライン2000GT《写真撮影 安藤貴史》 1970年式日産スカイライン2000GT《写真撮影 安藤貴史》 1970年式日産スカイライン2000GT《写真撮影 安藤貴史》 2023年型日産サクラ《写真撮影 安藤貴史》 2023年型日産サクラ《写真撮影 安藤貴史》