新型トヨタ・スープラ《写真 トヨタ自動車》

トヨタ自動車とビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は8月24日、トヨタ『スープラ』およびBMW 11車種について、エンジン制御用コンピュータ(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、トヨタ『スープラ』、BMW『M340i xDrive』『M340i xDrive ツーリング』『M440i xDrive クーペ』『M440i xDrive カブリオレ』『M540i xDrive』『M540i xDrive ツーリング』『745e』『745Le xDrive』『X3 M40i』『X4 M40i』『Z4 M40i』の12車種で、2018年12月18日〜2021年7月27日に製造された5836台。

対象車両は、ECUの制御プログラムが不適切なため、始動直後にエンジンを停止する等の操作により、エンジンに逆回転方向の力が加わり、バキュームポンプ内の潤滑油が逆流して構成部品が損傷することがある。そのため、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある。

改善措置として、全車両、ECUのプログラムを対策仕様に修正する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。海外市場からの情報および市場からの報告によりリコールを届け出た。

BMW M340i xDrive《写真 ビー・エム・ダブリュー》 改善箇所(スープラ) 改善箇所(BMW) 対象車両(スープラ) 対象車両(BMW) 対象車両(BMW) 対象車両(BMW) 対象車両(BMW)