トヨタ プリウス 次期型の予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》

ハイブリッドカーの代名詞となったトヨタ『プリウス』。その次期型に関する情報を、スクープサイト「Spyder7」が入手した。パワートレインとともに注目されるデザイン、そして登場時期を予想する。

初代プリウスは1997年に「世界初の量産ハイブリッド自動車」として発売。2003年の第2世代では、5ドアファストバックへボディスタイルをへ大きく変更。圧倒的な燃費性能を武器に、日本や北米を中心にプリウスブランドの不動の人気を確立した。


2009年の第3世代ではボディサイズを大型化したほか、エンジン排気量を拡大。販売ランキング首位を独占し続けた。初めてPHV(プラグインハイブリッド)を設定したのもトピックだ。現行型は第4世代で2015年から販売されている。

そして第5世代目となる次期型だ。Spyder7がつかんだ情報によれば、ワールドプレミアは、早ければ2021年内、遅くとも2022年内と予想される。2018年にはトヨタ上層部が、次期型では「新しい方向性を見出す必要性がある」と発言しており、さらに大胆な転換を迎えることになりそうだ。

注目のパワートレインだが、1.8リットル直列4気筒+アップデートされた電気モーターのPHVのみの設定が噂されている。安全装備では、最新世代の「トヨタセーフティセンス」を標準装備、複数のセンサー、ミリ波レーダーにより、ドライバーや同乗者の安全を確保してくれる。


デザインについては確定情報はないが、ボディサイズは拡大されるだろう。さらに空力性能を押し出したロー&ワイドなスポーティスタイルか、あるいは流行りのSUV要素を取り入れたハイライディングモデルとなるか…今回Spyder7では、ハイライディングスタイルを前提に、そのデザインを予想してみた。

ハイリフト&ワンモーション型のハイライディング・クーぺスタイルに変更され、フロントからリアまで、全体にシャープなキャラクターラインを配置。タイヤハウジングも新デザインの膨らみを持たせ、迫力感が強調。

ボンネットからグリルにかけてのV型デザインを採用し、ヘッドライトは細目3連型ビームからAピラーにつながる新デザインで未来感を演出。ディフューザーには縦型LEDを配置した。アンダーグリルは大型化、スカート部にはアンダーガードを装着し、ハイライディングモデルらしいエクステリアとした。

これまでハイブリッド市場をリードしてきたプリウスだが、今後はEVやPHVを含めた電動化車両の急先鋒として市場をリードする役割を担うことになりそうだ。世界が注目する次期型プリウス。最新情報が入り次第、スクープ情報をお届けする。

トヨタ プリウス 次期型の予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》 トヨタ プリウス 現行型《photo by Toyota》 プリウス 現行型《photo by Toyota》 トヨタ プリウスPHV《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ プリウス のハイブリッドシステム「THS II」《写真撮影 宮崎壮人》 トヨタ プリウス 初代《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ プリウス 3代目《photo by Toyota》