スズキが2030年度までに欧州市場に投入する予定の5車種のEVのシルエット。右上がジムニーのように見える《photo by Suzuki》

スズキ(Suzuki)は1月26日、2030年度に向けた成長戦略を発表した。欧州市場での電動化を加速させるために、コンパクトSUVの『ジムニー』にEVが登場する可能性がある。

スズキは2030年度までに、欧州市場にEVを5車種投入する計画だ。欧州では、2024年度に最初のEVを発売。その後、SUV、BセグメントなどにEVを拡大し、2030年度までに5モデルを展開するという。

スズキは、欧州に投入する予定の5車種のEVのシルエットを公開した。そのうちの1車種は、5スロットグリルにボクシーなボディを備えていることから、ジムニーにEVが設定される可能性がある。

スズキは2030年度までに、欧州市場における新車販売の80%をEVにする目標を掲げる。このEV販売目標比率は、日本の20%、インドの15%と比較すると、欧州は際立って高い。目標達成に向けて、ジムニーにEVが用意される可能性は高いと言える。

スズキ・ジムニー 5ドア《photo by Suzuki》 スズキ・ジムニー・シエラ 3ドア(日本仕様)《photo by Suzuki》