
カスタムカーの展示会、東京オートサロン2023におけるダイハツは、「DAIHATSU VILLAGE2023 夢ふくらむ、はじけるダイハツ」のキャッチコピーでブースを展開。広大なスペースで、同社の自動車を使った様々な遊びを紹介した。
◆レースやアウトドアを楽しむコンセプト
ブース内でもっとも注目を集めていたのは、『ハイゼット ジャンボエクステンド』。共に展示されていた『コペン クラブスポーツ』(ベース車両:コペン セロ)と一緒にサーキットに乗り込み、レースをサポートする車両として設計されている。
本車の特徴は後方に大きく伸びる荷室。開発担当者は、「机の引き出しのように内側を伸ばすのではなく、車体の外側を伸ばすように設計したのがこだわり」と語る。このデザインは、開発部内で「拳銃のスライド」(自動式拳銃の遊底)と呼ばれているそうだ。荷室の引き出しは手動で行われる。なお、この車両は参考出品のため販売は予定されていない。
ジャングルのような装飾に囲まれて展示された車両『アトレー ワイルドレンジャー』は、オフロード使用を目的とした参考出品車両。緑×黒のカラーに、巨大なルーフが取り付けられている。このルーフは着脱可能で、なんとボートとして使用可能。フィッシングや冒険をコンセプトに開発された。
◆テイスト異なる2つのタント
一方、『タントカスタムRed&Black』は、アーバンライフをテーマにした参考出品車両。フロントからリアにかけて、流れるようなグラデーションが美しい。展示スペースは夜の都会をイメージした、落ち着いた照明で展示されていた。シートに施された刺繍は、なかなか攻撃的でかっこいい。
そして『タントファンクロス』は、大きなルーフレールにサイクルキャリアを装着し、アウトドアライフを楽しむための参考出展車両。ベースカラーはイエローとブラックだが、フロントとリア、サイドにゴールドのパーツを取り入れたデザインがおしゃれ。市販車両からかけ離れていないデザインながら、ブース内でひときわ存在感を放っていた車両だ。
その他に、純正オプション装着車両の『ムーヴキャンバス セオリー ビタースタイル+』と『タフトGターボ ダーククロムベンチャー』、世界ラリー選手権第13戦「ラリー・ジャパン」参加車両の『コペンGRスポーツ』も展示されていた。





































