
ヤマハ発動機はインドネシアで、125ccクラスの新型ハイブリッドスクーター『ファッジオ ハイブリッド(Fazzio Hybrid)』を発表した。日本では未発売だが、発表後のSNSは国内導入を求める声が多く見られた。
今回の発表は市場の人気に応える形で、「ファッジオ ハイブリッド Lux」と「ファッジオ ハイブリッド Neo」に新機能と新色を加えてリフレッシュ。価格は「Lux」が2395万5000ルピア(約23万円)、「Neo」が2325万5000ルピア(約22万円)、スタンダードモデルが2150万ルピア(約20万円)。
ファッジオ ハイブリッドシリーズは、レトロ感と未来感を掛け合わせたような「クラッシー(おしゃれな)」外観が特徴。多彩なカラーバリエーションの展開もあって、Z世代の若者が自分を表現する手段としても受け入れられているという。環境に優しい125ccのBlue Coreハイブリッドエンジンを搭載し、現地のメディア試乗では68.9km/リットルという低燃費を実現したと説明する。また、スマートフォンと連携できるY-Connect機能や、スマートキーシステムなど、現代のライフスタイルに適した機能も充実している。
そんなヤマハの新型ハイブリッドスクーター「ファッジオ ハイブリッド」、日本のファンの間でも話題になっている。
X(旧Twitter)では、「レトロなの大好物」「クルマにしろバイクにしろ、どうして海外モデルの方がカッコいいのだろう?」といった、デザイン面や多彩なカラーバリエーションがある点を評価する声に加えて、「この燃費は凄すぎ」といった性能の良さも注目されていた。
その他にも「日本でも売ってくれ」「これ出たら売れるな。」など、国内市場への導入を求める声も見られた。排気ガスの規制によって生産終了となる車両もある中で、今後「ファッジオ ハイブリッド」が国内導入されるか注目だ。




