A-MESSE TOKYO 2023 / ピットインネギシ《写真撮影 土屋勇人》

2023年9月、千葉・幕張メッセで開催された、カスタムカーイベント「A-MESSE TOKYO 2023」。会場入り口付近で圧倒的な存在感を放っていたのが、3台の新型トヨタ『アルファード』と『ヴェルファイア』だ。

◆足回りのスペシャリストによって見事な着地スタイルを実現【T-DEMAND】
まずはA-MESSE 2023のメインスポンサーであり、エアサスや車高調など足回りパーツのスペシャリストである、福井のT-DEMAND(ティーディメンド)。SNSなどで姿を見せている車両を、いち早く目にできるとあって、来場者の注目を集めていた。

ベース車両はヴェルファイアで、ホワイトとブラックの2台を出展。気になる足回りは、フロントが3段エアサスとアッパーマウント、アーム類など総合的にモディファイ。キャンバーは7度、フェンダーはノーマルのままで、ここまで被せているという。

リアは2段タイプのエアサスと、車高ダウンとキャンバー調整を行えるリアイージープロを装着。フェンダーは爪切りし、キャンバーは8度。あわせて、マフラーを擦らないよう加工が施された。ホイールは20x9.5Jで、タイヤはニットーINVOの245/30R20。ブレーキは、前後とも6ポットキャリパーと380mm径ローターを使用している。

◆SSRのホイールでシャコタン+スポーツを表現【ピットインネギシ】
もう1台アルファードを出展していたのが、ティーディメンドの正規代理店でもある埼玉のピットインネギシ。こちらもティーディメンドのフルキットで見事に着地した仕様に仕上げられていた。

ドレッシーなスタイルのティーディメンドに対して、こちらは足元にSSR「EXECUTOR CV04」(エグゼキューター)をインストールすることで、スポーツマインドを注入。スタイルと走りを両立する軽快感を表現した。

ディーラーで聞いたところでは、納車はもちろん、受注の待ちも長期化しているという40アルファード/ヴェルファイアだけに、今回の会場で展示されていたのはこの3台のみ。先代の30からは設計が大幅に刷新され、ホイールのPCDも120へ変更されただけに、各部の流用が効かず、各社ともパーツ開発やカスタマイズはこれからといったところだろう。

そんな中で他に先駆けて製作された今回の3台は、40アル/ヴェルのオーナーにとって大いににモディファイの参考となるはず。きたる東京オートサロン2024では、きっと40アルヴェルが多数登場してくるはず。出展車両のアルヴェルに注目してまわってみるのも面白いはずだ。

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