
トヨタ・キルロスカル・モーター(TKM)はミニバンの『イノーバ ハイクロス』がインドの包括的車両安全評価制度「バーラトNCAP」において、5つ星の最高評価を獲得したと発表した。
この評価は、大人と子供の乗員保護の両方で5つ星を獲得したもので、インドの自動車安全評価における最高評価となる。ニューデリーで開催された授賞式では、ニティン・ガドカリ道路交通・高速道路大臣から証明書が授与された。
イノーバ ハイクロスは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ(TNGA)プラットフォームを採用し、衝突安全性と構造剛性を確保している。安全装備として、プリクラッシュセーフティシステムやレーントレースアシストなどを含むトヨタ・セーフティ・センス(TSS)を標準装備している。
その他の主要安全装備には、全グレードに6つのエアバッグ、車両安定制御システム(VSC)、トラクションコントロール(TRC)、ABS、電子制動力配分システム(EBD)、ヒルスタートアシストコントロール、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)、ISOFIX チャイルドシート取付金具などが含まれる。
2022年11月に発売されたイノーバ ハイクロスは、ハイブリッド電動技術を搭載し、スタイリッシュなデザインと広々とした上質なインテリアが特徴だ。発売以来の累計販売台数は13万5000台を超え、インド市場で高い評価を獲得している。
トヨタ・キルロスカル・モーターは、この受賞を安全性への取り組みの証として位置づけ、今後もより安全なモビリティソリューションの提供を続ける、としている。

