スズキ『ワゴンR』がEV化!? 7年ぶりフルモデルチェンジでどう進化する?画像は予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》

スズキの軽トールワゴン『ワゴンR』が、EV化されるかもしれない。スズキは2030年までに6車種のEVモデルを導入する計画を発表しており、その一台がワゴンRの可能性があるという。スズキの軽自動車の立役者ワゴンRはどう進化するのか、その姿を予想する。

◆ジャパンモビリティショーに次期ワゴンRのヒントがある?
1993年に登場したワゴンRは、全高を高く、キャビン内の広く設計するなど、それまでの軽自動車の概念を覆す斬新なデザインとコンセプトで登場。瞬く間にヒットモデルとなった。現行モデルは6代目にあたり、2017年にデビュー。この10月にも一部仕様変更をおこないアップデートされたが、軽のモデルライフを考えればそろそろ7代目へとモデルチェンジしても良い頃だ。

軽自動車の販売では常にトップ10入り、スズキの車種ラインアップの中でも未だトップ3クラスのため、モデルチェンジにも力が入るはずで、その次期型の目玉がEVになると考えられている。

スズキは10月末に開催されるジャパンモビリティショー2023で、3台のEVコンセプトを発表予定。SUVタイプのEVコンセプト『eVX』、軽商用EVコンセプト『eEVERY CONCEPT』、そして軽ワゴンEVコンセプト『eWX』だ。最後のeWXはコンセプトとしてはこれがEV版ワゴンRか…?と思いたくなるが、公開されたデザインはどうやら人気の『ハスラー』系のようだ。この3台とは別に、EV版ワゴンRが用意されているとみられている。

次期型ワゴンRでは環境性能だけでなく、先進安全装備やコネクテッドサービス「スズキコネクト」の進化にも期待だ。インフォテイメントシステムもタッチ式の大型ディスプレイにより先進感が強調されるだろう。

掲載した画像はあくまで予想CGだが、スズキらしい親しみが感じられるデザインとなるはずだ。

次期型ワゴンRのラインアップとしては、当然内燃機関を主軸としながら、マイルドハイブリッドを推してくるだろう。そしてEVが新たに追加される。バッテリー容量や航続距離などスペックの詳細などはまだ掴めていないが、ジャパンモビリティショーに展示されるコンセプトカーからそのヒントは得られるかもしれない。

ワゴンR次期型のワールドプレミアは、2024年春以降と予想される。

スズキ ワゴンR 次期型EV 予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》 スズキ ワゴンR スティングレー ハイブリッドT(ムーンライトバイオレットパールメタリック)《写真提供 スズキ》 スズキ ワゴンR カスタムZ ハイブリッドZT(デニムブルーメタリック)《写真提供 スズキ》 スズキがジャパンモビリティショー2023で公開する『eWX』《写真提供 スズキ》