スズキ Vストローム800《写真提供:スズキ》

スズキは、スポーツアドベンチャーツアラーの新型『Vストローム800』を発表。10月より欧州・北米を中心に全世界で順次販売を開始する。

Vストローム800は、今年より販売を開始している『Vストローム800DE』に次いで新たに設定した新モデル。Vストローム800DEが大径21インチフロントスポークホイールやセミブロックパターンのタイヤなど、未舗装路まで足をのばすことを想定した設計・装備としているのに対し、Vストローム800は舗装路や長距離ツーリングでの高い快適性と走行性能を目指して開発した。

様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)に加え、フロントタイヤには19インチキャストホイールとラジアルマウントブレーキキャリパーを装着、前後タイヤにチューブレスタイヤを採用するなど、舗装路での走行性能に適した設定とした。また、長距離走行時の疲労軽減に貢献する高さ調整式のウインドスクリーンのほか、長距離ツーリングに適した20リットルの大型タンクを装備。Vストローム800専用のライディングポジションにより、快適性の向上を図った。