スズキ グランドビターラS-CNG《photo by Maruti Suzuki》

スズキのインド子会社のマルチスズキは、圧縮天然ガス(CNG)とガソリンの両方を使用できるSUV『グランドビターラS-CNG』を発売した。価格は134万8000ルピー(約226万円)からとなる。

同車は次世代Kシリーズ1.5リットル デュアルジェット デュアルVVTエンジンを搭載し、26.6km/kgの優れた燃費性能を実現している。グランドビターラシリーズは、S-CNG、ストロングハイブリッド、ALLGRIP SELECT 4x4など、幅広い環境配慮型パワートレイン技術を提供する多様な製品ラインアップとなっている。

安全面では、6つのエアバッグを標準装備するほか、ヒルホールドアシスト付き電子安定制御システム(ESP)、電子制動力配分機能付きABS、前後ディスクブレーキ、ISOFIXチャイルドシート固定システムなどを搭載している。

装備面では、PM2.5表示付きオートピュリファイ、22.86cm(9インチ)スマートプレイプロ+エンターテインメントシステム、クラリオン製プレミアムサウンドシステム、タイヤ空気圧監視システム、バックビューカメラ、ワイヤレス充電ドック、ベンチレーション付きフロントシート、オートエアコン、リアエアコンベント、60:40分割可倒式リアシート、キーレスエントリー、自動格納式ドアミラー、スズキコネクトなどの機能を備えている。

マルチスズキのマーケティング・セールス担当上級執行役員パルト・バナジー氏は、「新しいグランドビターラS-CNGは、標準装備として6つのエアバッグを導入するなど、新たな利便性と安全性を提供する」とコメントした。同氏は「次世代Kシリーズ1.5リッター デュアルジェット デュアルVVTエンジンにより、SUVの爽快な運転体験を損なうことなく、卓越した燃費効率を実現している」と説明している