スズキ ワゴンR 初代《写真提供 スズキ》

スズキは、同社の軽ワゴン『ワゴンR』シリーズが2025年6月までの販売で世界累計販売1000万台を達成したと発表した。1993年9月の日本での発売開始から31年9か月での達成となった。

ワゴンRは、セミボンネットスタイルの軽ワゴンとして開発され、乗る人を最優先に考えた快適で使いやすいクルマとして、日本の多くの顧客に愛用されているスズキを代表するモデルだ。

同シリーズは、日本からの輸出モデルに加え、インドやハンガリー、インドネシアなど各地で生産され、地域のニーズに合わせて進化を続けてきた。軽自動車という規格の中で磨いてきた技術をワゴンRシリーズとして世界で展開している。

これまでワゴンRシリーズは、日本、インド、ヨーロッパをはじめとする世界75の国と地域で販売してきた。インドではガソリン車よりも燃費性能に優れ経済性の高いCNG仕様を展開し、日本ではスライドドアを採用した『ワゴンR スマイル』など、経済性・環境性能・使いやすさを磨き続け、常に新しい価値を提供してきた。

鈴木俊宏社長は「多くの顧客に愛用いただき、心より感謝したい。ワゴンRは、軽ワゴンという革新性や高い実用性が評価され、当社のみならず軽自動車の代表的なモデルの一つとなった。今後も販売地域の顧客に合わせた開発を行い、日々の移動を支える存在であり続けられるよう、チームスズキ一丸となって取り組んでいく」とコメントした。

スズキ ワゴンRワイド《写真提供 スズキ》 スズキ ワゴンR 6代目《写真提供 スズキ》 スズキ ワゴンR スマイル《写真提供 スズキ》 スズキ ワゴンR(インド仕様)《写真提供 スズキ》 スズキ ワゴンR+(ハンガリー仕様)《写真提供 スズキ》