トヨタ・ハイラックス の水素燃料電池車の最新プロトタイプ《photo by Toyota》

トヨタ自動車の欧州部門は9月5日、ピックアップトラックの『ハイラックス』(Toyota Hilux)をベースにした水素燃料電池車の最新プロトタイプを発表した。

最新プロトタイプには、燃料電池車の『ミライ』用のトヨタの第2世代燃料電池パワートレインを搭載している。水素は3つの高圧燃料タンクに貯蔵され、床下に搭載された。水素満タン時の航続は、600km以上と見込まれている。

燃料電池で発電した電気を蓄えるハイブリッドバッテリーは、リアの荷台カバー下に配置された。そのため、キャビンスペースに影響を与えていないという。

トヨタは2023年内に、10台のプロトタイプを製作する計画。安全性、動的性能、機能性、耐久性が量産モデルに要求される高い基準を満たすことを確認するため、厳しいテストを受ける予定、としている。

トヨタ・ハイラックス の水素燃料電池車の最新プロトタイプ《photo by Toyota》 トヨタ・ハイラックス の水素燃料電池車の最新プロトタイプ《photo by Toyota》 トヨタ・ハイラックス の水素燃料電池車の最新プロトタイプ《photo by Toyota》 トヨタ・ハイラックス の水素燃料電池車の最新プロトタイプ《photo by Toyota》