日産 セレナ e-POWER(2018年)《写真提供:日産自動車》

日産自動車は7月14日、『セレナ』などe-POWER車および電気自動車5車種47万8199台について、電子制御装置(ビークルコントロールモジュール)に不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『ノート』『ノートオーラ』『セレナ』『リーフ』『キックス』の5車種で、2017年8月21日〜2023年3月6日に製造された47万8199台台。

対象車両は、ビークルコントロールモジュール開発時にモーター出力制御プログラムの評価が不十分なため、プログラムに不備がある。このため、クルーズコントロールによる走行を終了した直後に特定の操作をした場合に、意図しない加速をするおそれがある。

改善措置として、全車両、ビークルコントロールモジュールの制御プログラムを修正する。

不具合および事故は起きていない。社内からの情報によりリコールを届け出た。

対象車種《表提供:国土交通省》 改善箇所《写真提供:国土交通省》