マツダが22日に発表した中期経営計画のアップデートの中で、未発表のスポーツカー『ビジョンスタディモデル』が公開された。詳細は語られなかったものの、次世代のマツダデザインを示唆するコンセプトだという。
公開された画像は2点のみ。白いボディの2ドアクーペスタイルで、これまでの魂動デザインの流れとは全く異なる意匠となっている。ヘッドライトはリトラクタブル式(開閉式)のように見え、往年の『RX-7』を彷彿とさせる。
フロントグリルもこれまでのシグネチャーウイングとは全く異なる。現行『ロードスター』が将来の魂動デザインを先取りしたものとされているが、このビジョンスタディモデルはさらに先を見据えたものといえそうだ。
注目はリア。2つの円が重なったように見えるテールランプと、バラ文字による“MAZDA”ロゴが新鮮だ。マツダは電動化戦略について2030年までに3つのフェーズで順次バッテリーEVを投入していくことを発表しており、このビジョンスタディモデル、およびこれを元にしたスポーツカーがバッテリーEVとなる可能性は大いにある。
マツダはこれまでも中期経営計画の中で、新たなクルマの方向性を予告してきた。ビジョンスタディモデルが市販モデルとして登場する日はそう遠くないのかもしれない。
マツダの次世代EVスポーツカーか!? 中期経営計画で見せた『ビジョンスタディモデル』とは
2022年11月23日(水) 16時26分
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