1975年の発売から、40年以上にわたって生産が続けられているフォルクスワーゲンのコンパクトカー『ポロ』。そのポロのマイナーチェンジモデルが、日本でも発売となった。エクステリアが刷新され、よりシャープな印象となっている。
刷新されたエクステリアは兄貴譲り
新しいポロは、エクステリアが刷新された。まず、フロントビューは、左右のLEDヘッドライトが、ラジエーターグリルの下端に設置されたライトによって結ばれており、先進性を感じさせる。兄貴分となるコンパクトカー、『ゴルフ』などと共通するデザインで、ポロもそれにならった格好だ。
テールランプもコンパクトな四角型から、これもゴルフと共通イメージの横長のものに変更された。リアゲートの新しいフォルクスワーゲンのブランドロゴと、その真下に配置される車名ロゴが、今までとはまた違った印象を与える。
画像のモデルのカラーは「ヴァイブラントヴァイオレットメタリック」。落ち着いた色合いで、今までのポロよりも少し大人びたようにも見える。新色となるこのヴァイオレットカラーを含め、全7色からボディカラーを選択可能だ。
先進装備も上級モデルから受け継ぐ
インテリアでは、シフトレバーなどが新デザインとなった。さらに、9.2インチの大型モニターを搭載したインフォテイメントシステム「Discover Pro」が採用されたほか、スピードメーターがデジタル化され、随所で先進性が高められている。
また、運転支援機能である「Travel Assist」など、上級モデルである『アルテオン』や『ティグアン』などに搭載されていた先進安全装備が採用されていることも特徴。ドライバーの疲労を軽減し、安全性の向上に寄与する。
今回のマイナーチェンジでは、エンジンにも改良が加えられた。排気量こそ従来型と変わらないものの、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載などが主な変更点だ。カタログスペック上の数値に劇的な変化は見られないものの、乗り味、燃費、静粛性などが向上した。
改良新型のフォルクスワーゲンポロは、スポーティーな専用内外装をまとった「R-Line」や各種先進装備が標準搭載された「Style」など、4グレードの展開となる。価格は257万2000円からだ。
【VW ポロ 改良新型】少し大人になった? マイチェン後の内外装を写真40枚で見る
2022年07月14日(木) 18時00分
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