メルセデス・ベンツ日本は1月12日、『GLB200d』など35車種について、MBUXマルチメディアシステムの不具合によりカメラの映像が表示されないケースがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは『GLAクラス』『GLBクラス』『GLCクラス』『GLEクラス』『GLSクラス』および『EQA』の35車種で、2018年11月26日〜2021年10月22日に輸入された2万4132台。

対象車両はカーナビのモニタにおいて、MBUXマルチメディアシステムの制御プログラムが不適切なため、起動時に何も表示しない、あるいは、起動後に再起動し数秒間画像表示が途絶えることがある。そのため、モニタによる直前直左視界の確認ができないおそれがある。

改善措置として、全車両、MBUXマルチメディアシステムの制御プログラムを対策仕様に書き換える。

不具合は5件発生、事故は起きていない。ドイツ本社からの情報および市場からの報告によりリコールを届け出た。