BMW i5 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

BMWは現在、欧州Eセグメントのベンチマークと言える『5シリーズ』の次世代型を開発しているが、シリーズ史上初となるオールエレクトリック(EV)モデル『i5』市販型プロトタイプをカメラが捉えた。

初めての公道テストに現れたプロトタイプは、内燃機関(ICE)モデルと識別が難しいが、フロントドアとリアバンパーに「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のデカールが貼られているほか、後部にエキゾーストパイプが見当たらないため、オールエレクトリックモデルで間違いない。


注目は『X8』、『X7』改良新型、そして『7シリーズ』改良新型、及びその電動モデル『i7』などで採用が濃厚な上下二段のスプリットヘッドライトが採用されるかだが、プロトタイプを見る限り、シングルタイプのヘッドライトとなりそうだ。またフードとバンパーに溶け込んでいるように見えるグリルは、かなりワイドではあるが、縦方向に巨大化はされてない様子もうかがえる。

ヘッドライトは、フードの輪郭に沿ってシャープなデザインに新設計され、側面ではフラッシュドアハンドルが装備されている。またトランクリッドがゆるやかに傾斜しているのも特徴的で、現行5シリーズとの違いが明白になっている。


キャビン内では、『i4』でみられる12.3インチのドライバーディスプレイと14.9インチのインフォテイメントを備えたデュアルスクリーンセットアップを採用。インテリアは完全に刷新されるだろう。

次世代5シリーズは、BMWの「CLAR」プラットフォームを採用し、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッド、そしてフルエレクトリックが提供される。ICEモデルでは、直列4気筒、及び直列6気筒エンジンにマイルドハイブリッドが組み合わされると予想される。

i5は、70kWhから100kWhの範囲のバッテリーパックを備えるシングルモーター+後輪駆動、及びデュアルモーター+全輪駆動のバリエーションがラインアップされるほか、高性能モデル『i5M』では、システム合計出力750psを発揮するトリプルモーターを搭載すると噂されている。

5シリーズ次世代型のデビュー時期は明確ではないが、2022年後半と予想される。

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