BMW X5 次期型のプロトタイプ《APOLLO NEWS SERVICE》

BMWが開発中のミッドサイズ・クロスオーバーSUV、『X5』次期型(G65)。最新プロトタイプのキャビン内にスクープ班のカメラが初めて迫った。次期X5のプロトタイプはこれまでドイツや北欧で何度か撮影したが、インテリアをじっくり見ることはできていなかった。

インテリアの大部分は黒い布で覆われているものの、パノラミックiDriveが搭載されることがわかる。これは大きな転換点だ。従来のインストルメントクラスターが、フロントガラス下部に配置されたピラー・トゥ・ピラーの細長いディスプレイに置き換えられたのだ。

BMWが公開している公式写真では、ディスプレイは3つのセクションに分かれており、ドライバーの正面にはデジタルインストルメントクラスターがあり、さらに最大6つのウィジェットでカスタマイズ可能な2つのエリアがある。

これらのウィジェットには、コンパスや天気予報ウィジェットから、オーディオやナビゲーション情報を表示するウィジェットまで、あらゆるものが含まれる予定だ。また、Gメーターやパワーとトルク出力の表示といった、パフォーマンス関連のウィジェットも搭載される。

その他、ツートンカラーのコントラストステッチが施された新しいステアリングホイールも装備されている。ステアリングホイールには、iDriveコントローラーの代わりになるハプティック(触覚)ボタンが搭載される。

さらに、角張ったセンターディスプレイも装備されていることもわかる。インフォテインメントシステムは、より高度なパーソナライゼーションを実現するオペレーティングシステムXを搭載。また、大規模言語モデル(LML)を活用し、ドライバーとのより自然な会話が可能な、改良されたインテリジェントパーソナルアシスタントも搭載される。

エクステリアは、いまだ偽装が厳重だが、ノイエクラッセXコンセプトを踏襲した大胆な新デザインを採用し、グリルとヘッドライトのデザインが刷新されるだろう。

リアには、大型の下部インテークと4本出しのエキゾーストシステムも確認できる。これらに加え、カラフルなステアリングホイールのアクセントがあることから、プロトタイプは新型「X5 M60i」と見ていいだろう。

次期X5のプラットフォームには、ノイエクラッセの機能を一部取り入れたCLARの改良版が予想されている。パワートレインには、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、水素、そしてフル電気自動車というラインナップが用意される予定だ。フル電気自動車には、航続距離を1000kmに延長したレンジエクステンダー版「iX5 Rex」が登場するという噂もある。

次期BMW X5は、2026年末に米サウスカロライナ州スパルタンバーグで生産開始の予定だ。

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