ニュルブルクリンクでテストをおこなうトヨタ GRヤリスの高性能モデル(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

トヨタが『ヤリス』をベースに本格4WDスポーツとして仕上げた『GRヤリス』。その高い性能はモータージャーナリストからも評価されているが、さらなるハードコアモデルが用意されているという。開発中のプロト対応の姿とともに、そのネーミングについての新情報もお伝えする。

ニュルブルクリンクに再び現れたプロトタイプ車両は、サスペンションが低く設定されている様子が伺える。またフロントバンパーのコーナーにGRヤリスにはないカナードを装着しているほか、フロントフェンダー後部に大きなアウトレットが確認できる。またリアフェンダーのフロント下部エッジにはブラックトリムが初めて装着されているほか、後部では通常のスポイラーではなく、ルーフに大型ウィングを装備するなどかなり攻撃的なエアロパーツが特徴だ。


リアバンパーに取り付けられている十字の機器は何らかのセンサーと思われるが、開発チームが何のデータをとっているか不明だ。窓越しにみると、内部に大きな変化は見られない。しかしカメラマンによると、ハンドルを握っているのはレーシングドライバーのホセ・マリア・ロペス氏だったという。ロペス氏はル・マン24時間レースで総合優勝を獲得するなど、数年間トヨタと緊密な関係を築いており、開発の重要なキーマンと言えそうだ。

GRヤリスは1.6気筒直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力257ps、最大トルク360Nを発揮する。ハードコアモデルのアップグレード内容に関しては不明だが、最高出力300ps、6速MTと組み合され、「GR-Four」全輪駆動システムを維持、両車軸にはオプションの「トルセンLSD」がセットされる見込みだ。

現在Gazoo Racingのネーミング戦略には、「GRパーツ」(エクストラパーツ)、「GRスポーツ」(エントリーレベルのスポーツモデル)、「GR」(本格的スポーツモデル)、「GRMN」(エクストリームスポーツモデル)が設定されているが、このハードコアモデルには、新たに「GR S」の名称も噂されている。

この最上級のGRヤリスのデビューは、2022年後半と予想される。

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