スズキ GSX-S1000《写真提供 スズキ》

スズキは、大型スポーツネイキッド『GSX-S1000』をフルモデルチェンジし、8月4日より国内販売を開始する。価格は143万円。

GSX-S1000は2015年に初代モデルを発売して以来、スーパースポーツバイク『GSX-R1000』のエンジンと車体をストリート向けにチューニングした、高揚感のある加速と軽快な走りを楽しめるストリートバイクだ。

今回の全面改良では、扱いやすさとスポーツ性能の高さを継承しつつ、アグレッシブかつ前衛的なデザインを採用した。また、エンジンの出力向上を図るとともに、電子制御システムS.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)を新たに搭載することで、より扱いやすさとスポーティーなライディングを両立できるストリートバイクとなった。

新型GSX-S1000は、スズキ二輪車に初採用となるモノフォーカスタイプのLEDヘッドライトを、縦型2灯式に配列した斬新なデザインが特徴。また美しく迫力のあるタンクとシャープなカウルラインとのコントラストを強調したデザインとすることで、アグレッシブさと機敏さ、知性を備えたパフォーマンスの高さを表現した。

999cc水冷直列4気筒エンジンは、電子制御スロットルシステムの採用や吸排気の機構変更により、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制をクリアしながら出力を向上。最高出力は従来モデルから2psアップの150psとなった。さらに日常もっとも使われる低中速域のトルクを向上。スムーズな弧を描くトルク曲線により、全体でトルク面積が増加、低回転域から高回転域まで全域を通して豊富なパワーを提供する。

新搭載の電子制御システムS.I.R.S.には、出力特性を3つのモードから選択できるSDMS(スズキドライブモードセレクター)や、選択幅を5段階に広げたトラクションコントロールシステム、クラッチ操作なしでシフトアップ/ダウンできる双方向クイックシフトシステムなどを採用。ライダーの経験値や路面の変化に応じた走行を可能とすることで、スポーティなライディングから普段使いまで、ストリートバイクにおけるライダーの走る楽しさを追求した。

スズキ GSX-S1000《写真提供 スズキ》 スズキ GSX-S1000《写真提供 スズキ》 スズキ GSX-S1000《写真提供 スズキ》 スズキ GSX-S1000《写真提供 スズキ》 スズキ GSX-S1000《写真提供 スズキ》