スズキ・ソリオ(3代目)《写真提供 スズキ》

スズキは4月8日、『ソリオ』など4車種について、燃料タンクに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、スズキ『ソリオ』『クロスビー』『イグニス』、三菱『デリカ D:2』の4車種で2020年7月3日〜11月4日に製造された2WD車7802台。また2020年7月8日から10月9日に交換修理用部品として出荷され、組付けられた車両が特定できない9個も対象となる。

対象車両は、燃料タンクの製造工程が不適切なため、ブリーザパイプが燃料タンクに適切に溶着されていないものがある。そのため、使用過程における車両振動等により溶着部が剥がれ、燃料を満タンに給油すると溶着部から燃料が漏れるおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料タンクを点検し、ブリーザパイプの溶着が不適切な場合、燃料タンクを良品に交換する。

不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。

改善箇所《写真提供 国土交通省》 対象車両《写真提供 国土交通省》