三菱自動車の米国部門の三菱モータースノースアメリカは、今冬に『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)のパワートレインを改良すると発表した。
アウトランダーPHEVの最新モデルでは、駆動用バッテリーとエンジンを新設計とし、モーターやジェネレーターの出力も向上させた。プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、約9割のコンポーネントを改良している。
エンジン排気量は、2.0リットルから2.4リットルに拡大した。カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により、アトキンソンサイクル化を図り、低回転域で効率性の高い発電を可能にする。駆動用バッテリーの蓄電容量は、約15%向上させ13.8kWhに。最大出力も約10%引き上げた。ジェネレーターやリアのモーターの出力も約10%向上させることにより、力強い走りを追求している。
このアウトランダーPHEVが今冬、パワートレインを改良する。三菱モータースノースアメリカは、電動パワートレインの改良により、EVモードの航続延長とEVモードの最高速の引き上げを図る、としている。
三菱 アウトランダーPHEV、EVモードの航続延長へ…今冬米国で改良
2020年07月28日(火) 20時00分
関連ニュース
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- 三菱自動車、新型『トライトン』やそのカスタムなど7台を出展予定…東京オートサロン2024 (01月10日 07時15分)
- 三菱 アウトランダーPHEVとエクリプスクロス、機能装備を充実 (12月07日 20時00分)
- デリカD:5 に伝統の冬季特別仕様「シャモニー」発売、デリカミニにはオプションを設定…三菱自動車 (11月25日 09時30分)