三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》

三菱自動車の米国部門の三菱モータースノースアメリカは、今冬に『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)のパワートレインを改良すると発表した。

アウトランダーPHEVの最新モデルでは、駆動用バッテリーとエンジンを新設計とし、モーターやジェネレーターの出力も向上させた。プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、約9割のコンポーネントを改良している。

エンジン排気量は、2.0リットルから2.4リットルに拡大した。カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により、アトキンソンサイクル化を図り、低回転域で効率性の高い発電を可能にする。駆動用バッテリーの蓄電容量は、約15%向上させ13.8kWhに。最大出力も約10%引き上げた。ジェネレーターやリアのモーターの出力も約10%向上させることにより、力強い走りを追求している。

このアウトランダーPHEVが今冬、パワートレインを改良する。三菱モータースノースアメリカは、電動パワートレインの改良により、EVモードの航続延長とEVモードの最高速の引き上げを図る、としている。

三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》