東京オートサロン 日産ブース《撮影 阿部哲也》

11日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開幕した「東京オートサロン2019」において、日産自動車は、『エクストレイル』ならびに『リーフ』のオーテックバージョンを初公開。中でもエクストレイル・オーテックは1月28日に発売すると発表した。

今回発表されたエクストレイル・オーテックは、『セレナ』、『ノート』に続くオーテックブランドの第3弾となるモデルだ。現在日産は、純正カスタマイズブランドとして、パフォーマンスを追求するニスモブランドと、プレミアムなスポーティさを追求するオーテックブランドを展開。今回のエクストレイル・オーテックは、そのオーテックのコンセプトに基づき、洗練された大人のスポーティさをまとっている。

ボディカラーは全7色を用意しているが、ブースに展示されている「カスピアンブルー」はオーテックのコーポレートカラー。その深い青みとボディの所々に配されたシルバーの差し色が、美しい佇まいを表現している。なおこのエクストレイル オーテックは、同日に発表された「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」に対応。シートカラーや素材、ステアリングの色やステッチデザインなどをカスタマイズ可能だ。

また、エクストレイル・オーテックの横に並ぶリーフにも注目したい。昨年夏には走行性能を強化した「ニスモ」、つい先日には新開発のパワートレインを採用し、走行性能も航続距離も大きく向上した「e+」を導入したリーフだが、ここにきてオーテックも初公開。出展されたのはコンセプトモデルではあるが、美しいブルーのカラーと新デザインのホイールなどとが相まって、リーフの雰囲気をさらに昇華させている。低騒音・低重心で快適性の高いリーフなだけに、この純正カスタマイズのコンセプトや雰囲気は絶妙にマッチしているように感じる。

そのほか日産ブースには、「ノートe-POWER」と「セレナ e-POWER」のオーテックも展示している。ニスモの力強いスポーツとはまた違うオーテックの凛とした雰囲気を体感してほしい。

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