三菱自動車は11月15日、『ミラージュ』など5車種9万2000台について、アイドリングストップ機能またはエンジンコントロールユニット(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『ミラージュ』『RVR』『アウトランダー』『デリカ』『ギャラン』の5車種で、2011年10月3日から2018年7月26日に製造された9万2042台。
アイドリングストップ機能については、制御プログラムが不適切なため、バッテリーが劣化している状態でもアイドリングストップが作動することがある。そのため、信号などの停車時にアイドリングストップが作動した後に、エンジンが再始動しないおそれがある。
ECUについては、制御プログラムが不適切なため、触媒劣化診断が適正に実施されないことがある。そのため、触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれがある。
改善措置として、全車両、アイドリングストップECUまたはエンジンECUの制御プログラムを対策仕様に書き替える。不具合は76件発生、事故は起きていない。
三菱 ミラージュ など9万2000台、アイドリングストップ後に再始動しないおそれ リコール
2018年11月15日(木) 18時15分
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