メルセデス・ベンツ日本は7月5日、メルセデスベンツ『A180』など110車種17万3190台について、意図せずエアバッグが展開するおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
不具合部位はステアリングコラムモジュールのアース配線。アース配索が不十分なため、ステアリングコラムモジュールカバーの隙間から異物が侵入した際、アースが断線するものがある。そのため、エアバッグの警告灯が点灯し、最悪の場合、帯電した静電気が放電されず、意図せずエアバッグが展開するおそれがある。対象となるのは、『A180』『B180』『CLA180』など110車種で、2012年2月4日〜2018年1月5日に輸入された17万3190台。
改善措置として、全車両、新たにアース用配線を追加装着する。また、全車両、異物侵入防止カバーの有無を確認し、装着されていない車両には同カバーを追加装着する。
不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報により届け出た。
メルセデスベンツ、110車種17万3000台をリコール…突然エアバッグが展開するおそれ
2018年07月05日(木) 17時30分
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