ランチア・イプシロン 新型の「エディツィオーネ カッシーナ」《photo by Lancia》

ランチアは、イタリアで4月7日に開幕する「ミラノデザインウィーク2025」において、『イプシロン エディツィオーネ カッシーナ』を出展する。

この特別モデルは、イタリアンスピリットとイノベーション、環境への配慮を体現したBセグメントプレミアムハッチバックだ。電気自動車とハイブリッド車の2種類が用意され、レベル2の自動運転機能を標準装備している。

ミラノデザインウィーク2025の期間中、3台のイプシロン エディツィオーネ カッシーナが、ゲストやVIPをテアトロ リリコ ジョルジョ ガベルまで送迎する。同劇場では、カッシーナが手がけるル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンのコレクション60周年を記念した「ステージング モダニティ」展が開催される。

新型イプシロンの特徴は、快適性と洗練されたデザインの融合だ。外装にはランチアブルーのボディカラー、内装には温かみのある高級素材が使用されている。カッシーナとのコラボレーションは、細部にまでこだわったスタイリングや素材、色使いに表れており、まるで自宅にいるような居心地の良さを演出している。

車内には、カッシーナ製の多機能テーブルや、ランチアブルーのベルベット素材を使用したマッサージ機能付きシート、リサイクル素材を用いた伝統的な「パンノ ランチア」など、サステナビリティにも配慮した装備が施されている。

さらに、最新のS.A.L.A.インフォテインメントシステムや10.25インチディスプレイ、高性能な駐車支援システム、最先端のLEDヘッドライトなど、充実した装備を標準搭載している。

ランチアとカッシーナのパートナーシップは、単なる車両開発にとどまらない。ランチアの新しいコーポレートアイデンティティを反映したショールーム「カーサ ランチア」には、カッシーナの家具が配置され、イタリアの住まいの温かさと快適さを表現している。

ランチア・イプシロン 新型の「エディツィオーネ カッシーナ」《photo by Lancia》 ランチア・イプシロン 新型の「エディツィオーネ カッシーナ」《photo by Lancia》 ランチア・イプシロン 新型の「エディツィオーネ カッシーナ」《photo by Lancia》 ランチア・イプシロン 新型の「エディツィオーネ カッシーナ」《photo by Lancia》