ランチア イプシロン HFライン《photo by Lancia》

ランチアは、新型『イプシロン』のスポーツ仕様「HFライン」を欧州で公開した。スポーツ仕様の追加に「これは欲しくなる!」「カッコいいですねぇ」など、SNSでも注目が集まっている。

個性的で大胆なデザインが目を引くこのモデルは、フロントバンパーにHFロゴと象徴的な「レッドエレファント」をあしらい、17インチのアルミホイールとともにスポーティな印象を強めている。

内装は、オレンジのアクセントステッチが入った専用シートに「カンネローニ」パターンを採用し、ブランドのモータースポーツの伝統を表現。パーフォレーテッド仕上げのHFロゴ入りレザーステアリング、ブルーに彩られたダッシュボードや専用ドアパネルなど、走りを意識したディテールが随所に施されている。

テクノロジー面では、10.25インチのデュアルディスプレイに新しいS.A.L.A. HFグラフィックを搭載し、インフォテインメントの操作性と視認性を向上。アルミ製ペダルとダーク系の内装トリムも、スポーティなムードを高めている。

機能面も充実しており、キーレスエントリー(近接検知機能付き)、レベル2の運転支援、死角警報、疲労検知、前後カメラ付きパーキングアシスト、ドライブモード切替システムなどを標準装備。ボディカラーは白、オレンジ、黒の3色で、白とオレンジは黒ルーフとのコンビネーションも選べる。

エンジンには、48Vマイルドハイブリッド技術を採用した1.2リットル直列3気筒ユニットを搭載し、最高出力は110hp。0-100km/h加速は9.3秒、最高速は190km/hを記録する一方で、WLTP基準のCO2排出量は105g/kmに抑えられている。

X(旧Twitter)上では、「これは欲しくなる!」「カッコいいですねぇ」など、ランチアの新スポーツグレードに購買意欲を刺激されたユーザーが多く見られた。

ランチアはラリーへの復帰をはじめ、積極的なモデル投入を発表しており「盛り上がってますなあ」「これは必見」など、イプシロンを通じてランチアに興味を持つユーザーもいるようだ。

現段階ではイプシロンの日本導入は発表されていないが、日本のファンにも好意的に受け止められている様子。これからが楽しみな一台だ。

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