ダイハツ工業は12月5日、ダイハツ『ムーヴキャンバス』などのフロントサスペンションにおいて、コイルスプリングが折損し、タイヤと接触することでパンクして走行不能となるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2016年8月31日〜2018年10月19日に製作されたダイハツ「ムーヴキャンバス」、「ハイゼット」、「ハイゼット・デッキバン」、スバル「サンバー」、「サンバー・オープンデッキ」、トヨタ「ピクシスバン」、6車種・20形式の計19万1748台。また、2016年8月31日〜2021年1月16日までに交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないものが計37個。
フロントサスペンションにおいて、コイルスプリングの鋼材に対する塗料の密着性が不足しているため、砂や小石を噛み込んだ場合に、塗膜が剥がれやすく、腐食が早期に進行するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、コイルスプリングが折損し、最悪の場合、タイヤと接触することでパンクして走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、フロントコイルスプリングを対策品と交換する。
不具合の発生件数は608件で、事故は起きていない。
ダイハツ『ムーヴキャンバス』など19万台をリコール…パンクして走行不能となるおそれ
2024年12月10日(火) 16時45分
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