ヤマハの新型125ccシリーズ《写真撮影 中野英幸》

ヤマハ発動機販売は、「125ccから広がるバイクライフ」をテーマに国内の三大モーターサイクルショーに出展することを発表した。ワイズギアと共同で「大阪モーターサイクルショー」、「東京モーターサイクルショー」、「名古屋モーターサイクルショー」にブースを展開する。

ヤマハは2023年のモーターサイクルショーで、原付2種免許で乗れる125ccシリーズを日本に導入することを発表。『YZF-R125/R15』『MT-125』『XSR125』と一挙に3モデルを公開するや大きな話題となった。125ccシリーズ投入の背景には、コロナ禍を経て初心者ライダーやリターンライダーが増加したことや、バイク価格の高騰があり、約40万円で販売される125ccシリーズが注目されている。

2024年のモーターサイクルショーでは、これら125ccシリーズからのステップアップをイメージさせるブース展開をおこなう。Rシリーズ、MTシリーズ、XSRシリーズの世界観を125ccの入門モデルから上位モデルまで一気通貫で演出。これから二輪免許取得を考えている方からヤマハファン・ヤマハオーナーまで、幅広く見て・触って・体験できるブースを目指したという。

展示は車両だけにとどまらず、各シリーズの世界観に合ったアクセサリーやヘルメット、アパレル、純正YAMALUBEオイルなど、バイクライフを豊かにする周辺アイテムも含めたトータルな演出が行われる。これにより、ヤマハバイクを中心としたライフスタイルの魅力を訴求する。

展示車両は125ccシリーズをはじめ計29台に及ぶ。Rシリーズからレース車両、電動二輪車まで幅広いラインナップが予定されている。昨年のEICMA(ミラノショー)で初公開となった市販予定車の『XSR900GP』や『MT-09』も展示される。

また、モーターサイクルショーヤマハスペシャルサイト内で「あなたとヤマハのバイクライフ」と題した写真を一般公募。投稿された写真から東京モーターサイクルショーのヤマハブース壁面に巨大なモザイクアートを作成する。「お客さまとヤマハとの結びつき、絆を大切に、末永く豊かなバイクライフをヤマハバイクとともに送っていただきたい」という想いを形にしたものだ。

ブースではMTシリーズとXSRシリーズのオリジナルTシャツも数量限定で販売。MTシリーズは会場ごとに異なるデザインを楽しめるという。

大阪モーターサイクルショーは3月15日〜17日まで、会場はインテックス大阪。東京モーターサイクルショーは3月22日〜24日まで、会場は東京ビッグサイト。名古屋モーターサイクルショーは4月5日〜7日まで、会場はAichi Sky Expo。

ヤマハの新型125ccシリーズ《写真撮影 真弓悟史》 ヤマハ XSR900GP《写真提供 ヤマハ発動機》 ヤマハ MT-09 新型《写真提供:ヤマハ発動機》