
ヤマハ発動機は、静岡県磐田市と「地方創生に係る連携協定」を締結した。同協定は、両者が相互協力と連携のもと、双方の資源等を活用した共創により、地方創生を実現し、持続的な地域の発展に資することを目的としている。
磐田市に本社を置く同社は、2024年10月にオープンした神奈川県横浜市の共創スペース「YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(通称:リジェラボ)」を拠点とし、「地球がよろこぶ、遊びをつくる」をテーマに、共創による新たな価値の創造に取り組んでいる。
磐田市がその活動に賛同したことから、磐田市を新たな価値創造のフィールドとして、両者の資源を活かした共創体制を構築し、地域の活性化と魅力向上につなげることを目的に、今回の協定締結に至った。
協定に基づき、同社はリジェラボを拠点として磐田市の首都圏におけるPR活動に協力するほか、磐田市において同社の次世代型モビリティを活用した事業実証などを検討する。
また、技術・製品等の資源を活用した自然資本クレジットの創出や地域経済活性化に向けた支援も検討を進め、地方創生への貢献を目指していく。