ドゥカティ・ディアベル for ベントレーとベントレー・バトゥール《photo by Bentley》

ドゥカティ(Ducati)は12月8日、ベントレーの18台限りの高性能クーペ『バトゥール』に着想を得た二輪車『ディアベル for ベントレー』を世界限定500台生産すると発表した。

ドゥカティのデザイン部門はベントレーのデザイナーと協力し、この特別なバイクの新デザインを生み出した。ボディのサイドラインはバトゥールがインスピレーションになっており、メタリックグリーンの「Scarab Green」は、ベントレーのカスタム部門のマリナーが設定したカラーパレットを流用している。

ベースとなった二輪車の『ディアベルV4』のラインも、テクニカルコンポーネント全体で見直された。鍛造ホイールは、このバイクのために設計・製作され、バトゥールのフォルムを想起させることを狙った。ホイールの塗装はダークチタニウムサテンで、機械加工された表面が一部見えるのが特長だ。

サイドのエアインテークは、バトゥールを代表する特長のひとつ、ツートンカラーのフロントグリルを想起させる。フロントマッドガード、フェアリング、タンクアッパーはボンネットのリブを思い起こさせ、三角形のリアエクストラクターもバトゥールに対応するものデザインだ。パッセンジャーシートと交換可能なシングルシートのテールは、多くのスタイリングのヒントをバトゥールのリアビューから取り入れている。フェンダー、ヘッドランプカバー、エンジン、エキゾーストカバー、ラジエーターカバー、ラジエーターシュラウド、サイドパネル、テールピースには、カーボンファイバーが使われた。

ブラックアルカンターラのライダーズシートは、バトゥールのインテリアがヒントになっている。バトゥールの座席と同じ質感の赤いファブリックの下地と、リアパッドに施されたベントレーのロゴ刺繍に、繊細な細工が見て取れる。2本出しのデュアルマフラーとカバーは、バイクのラインに合わせてデザインし直されている。

ドゥカティ・ディアベル for ベントレーとベントレー・バトゥール《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》 ドゥカティ・ディアベル for ベントレー《photo by Bentley》