
ベントレーは、次世代コンセプトカー『EXP 15』を英国で初公開した。EXP 15は、伝統的なモデルから着想を得ながら未来を再構築し、過去と未来をつなぐベントレーのビジョンを体現したコンセプトカーだ。販売を目的としないフルサイズのエクステリアモデルと、バーチャルリアリティによるインテリアが組み合わされている。
1930年の伝説的な3シート、ベントレー「スピード シックス」(通称:ブルートレイン)からインスパイアされたデザインを採用。先進的なスポーティセダンのコンセプトには、象徴的な直立グリル、ロング エンドレス ボンネット、リアキャビン、そして力強いリアフェンダーの現代的かつ光技術を活用した解釈が含まれている。
革新的で柔軟な3シートレイアウトにより、乗客のリラクゼーションが向上。手荷物やペット用の収納スペース、さらにはアウトドアパーティ向けのテールゲートシートも完備している。
インテリアは、物理スイッチとデジタルインターフェースの融合が特徴で、ドライバーの気分やニーズに応じて切り替え可能だ。英国の伝統工房との協力により、クラシックで高級感ある自動車用生地の活用を探求している。
1919年のオリジナルにインスパイアされた新しい「ウィングドBエンブレム」を採用し、ベントレー伝統のインテリアダイヤモンドキルトパターンも新たな内外装用途として再構築された。
完全電動自動車・全輪駆動のパワートレインは、ラグジュアリーかつサステナブルなグランドツアーの未来を定義する。2026年に公開予定のブランド初となる完全電動自動車に向けたデザインのヒントを示している。













