MINIは、3ドアハッチバック新型のEV『クーパーSE』に、欧州で「JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」仕様を設定すると発表した。EVパワートレインは変更を受けていない。
JCW仕様のモーターは、クーパーSEと同じで、最大出力218hp、最大トルク33.6kgmを発生する。0〜100km/h加速は6.7秒だ。バッテリーの蓄電容量は54.2kWh。これにより、1回の充電での航続は402km(WLTPサイクル)を可能にしている。
内燃エンジン搭載のMINIのJCWといえば、エンジンのパワーアップが施されていた。MINIは2020年12月、高性能なJCWモデル初となるEVを開発していると発表しており、EVパワートレインを強化した3ドアハッチバック新型のJCWが、遅れて登場する可能性もある。
今回欧州で発表されたJCW仕様は、内外装のスポーティ性を引き上げているのが特長だ。外観は、フロントとリアにディフューザーが装着された。フロントグリルの周囲とエンブレムは、ハイグロスブラックで仕上げる。ルーフとドアミラーカバーは、チリレッドで塗装した。足元には、10本スポークの2トーンデザインの18インチアルミホイールと、赤いJCWブレーキキャリパーを装着する。ボンネットストライプも採用した。
シートは合成皮革に赤いステッチ、ショルダー部分にマルチカラーのニット素材を組み合わせた。ブラックとレッドの色合いは、ドアとダッシュボード覆うニットにも施されており、助手席側にはチェッカーフラッグをあしらったJCW専用パターンが配されている。
MINIのEV新型、まずはスポーティ仕様がデビュー[詳細画像]
2023年12月09日(土) 17時00分
関連ニュース
- スバル フォレスター Advance、アクティブにより使いやすく…利便性と安全性が向上[詳細画像] (04月14日 14時45分)
- アルファロメオ初のEV『ミラノ』、航続410km…スポーティ電動コンパクトカー登場 (04月11日 09時30分)
- 新型コンパクトカー『ミラノ』発表!…BEVでもアルファロメオという自負 (04月11日 19時30分)
- ボンネットの“ベンツマーク”が帰ってきた!メルセデスベンツ『E300 エクスクルーシブ』登場[詳細画像] (04月11日 19時00分)
- C&Eクーペを統合した新世代の2ドアクーペ、メルセデスベンツ『CLE200クーペ』登場![詳細画像] (04月08日 18時00分)