VW ゴルフ GTI 改良新型 プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

ホットハッチの代名詞『ゴルフGTI』からマニュアルトランスミッション(MT)が廃止されることが発表され話題となった。北米でのMT最終モデル「ゴルフGTI 380」がその象徴だ。とはいえ現行GTIの進化はまだまだ続くようだ。改良モデルをスクープした。

◆内外装の変化だけでなく、注目はパワートレインか
激写したプロトタイプ車両のエクステリアを見ると、ヘッドライトがスリムになっているように見える。これはGTIだけでなく、ゴルフ全車のアップデートにともなうものと見られるが、内部LEDデイタイムランニングライトの形状がカップ型からハニカム型に変更されている。ヘッドライトを貫き左右をつなぐ赤いラインはそのままに、開口部がより細くなっている印象だ。

フロントバンパーも新設計される。最終的にはGTIクラブスポーツに近い、よりワイドなグリルが備わるデザインとなるだろう。またコーナーベントはわずかに低くなり、X字型LEDは消えているが、最終的には戻ってくる可能性もある。

リアエンドでは、テールライトのグラフィックが大幅に変更される。これもゴルフ全車の改良に倣ったものだが、ステッカーで完全に隠されており詳細は不明だ。低められた車高、2本出しのマフラーがなんとも頼もしい。

キャビン内では、中央タッチスクリーンが大型化される。VWは現行ゴルフで導入したタッチセンサー式コントロールがほぼ失敗だったことをすでに認めており、改良新型では廃止されるとみられる。GTIのアイコンでもあるチェック柄シートはもちろん継続されるだろう。

パワートレインにも注目だ。現在の2.0リットル直列4気筒TSIエンジンの最新バージョンは、電動アシストをともなう可能性がある。完全電動化をめざすVWにとって、ハイブリッド技術を搭載した最新のGTIを導入することは自然の流れともいえる。となると、環境性能だけでなくパワーアップにも期待できる。GTIクラブスポーツや「ゴルフR」にせまる可能性も?

ゴルフGTI改良新型のワールドプレミアは、2024年内と予想される。

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