今般の交付から新設された、都道府県の全域を単位とする図柄5地域(秋田県、栃木県、群馬県、東京都、沖縄県)《画像提供 国交省》

その地域の魅力を発信するため、観光名所や特産品などを描いた図柄入りナンバープレートを“特注”し、マイカーなどに取り付ける人も少なくないようだが、国土交通省が、秋田県や沖縄県など新たに10地域で追加導入する地方版図柄入りプレートのデザインを公表。10月23日から希望者に有料で交付するという。

◆マツダのお膝元広島は全県内で「カープ柄」に
きょうの産経なども取り上げているが、それによると、今回から秋田、栃木、群馬、東京、沖縄の5都県では、都県全域を対象とする図柄入りプレートを導入。例えば、群馬では県内3つある「群馬」「前橋」「高崎」のプレートを群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」の図柄入りにすることが可能で、秋田は親子の秋田犬、栃木は名産のイチゴをデザイン。沖縄は令和元年に全焼し再建中の首里城正殿を描いているという。

また、既にある地域名を単位としたプレートでは、いわき(福島)、那須(栃木)、岡崎(愛知)、堺(大阪)、広島の5つの地域が対象としている。このうち、岡崎は徳川家康のかぶと、広島は、プロ野球セリーグで阪神タイガースと首位争いを繰り広げている、広島カープのロゴ入りのボールとマスコットキャラクター「カープ坊や」がバットを持ったデザイン。すでにカープ坊やの投手姿の図柄取り入れている福山ナンバーと合わせて、広島県内の全23市町で「カープ柄」のプレートが選べるそうだ。

◆利益率の高い『CX-60』や『CX-90』などのラージ商品
その広島カープといえば、この6月にマツダの新社長に就任した毛籠勝弘氏も熱狂的な“カープ愛“のひとりだが、同社が発表した2023年4〜6月期連結決算では、売上高が1兆円を超えて、純利益が前年同期比2.5倍の372億円と業績が改善。北米などで市場シェアが拡大しており、今回の決算を説明したジェフリー・エイチ・ガイトンCFOは「ラージ商品の1台当たり利益は一般的な車種のほぼ2倍になる」と、利益率の高い『CX-60』や『CX-90』などのラージ商品が、円安効果とともに利益押し上げに貢献たという。

2023年8月9日付

●台風接近 九州大雨警戒、鉄道運休相次ぐ(読売・27面)

●コロナ禍きっかけ、転職希望1000万人ペース、将来性視野IT業界人気(読売・8面)

●保険証、誤登録8000件超す、マイナ中間報告、1069件追加(朝日・1面)

●JR上場3社最終増益、旅客収入、コロナ前9割に、4〜6月期(産経・10面)

●10地域の図柄ナンバー公表、10月23日から交付(産経・22面)

●日産「スカイライン」スポーツ車仕様発売、1000台限定(日経・14面)

●三菱ふそうのEVトラック、インドネシアで発売へ、中国勢に対抗(日経・15面)

●東海道新幹線、車内ワゴン販売終了、10月末、需要低迷で(日経・15面)

●スズキ、インド子会社株追加取得(日経・15面)

●マツダ、純利益2.5倍、4〜6月米で新型車など販売増(日経・17面)

●ヤマハ発、一転最高益、今期最終3%増、年145円配当(日経・17面)

既存のナンバー名を単位とする図柄5地域(いわき、那須、岡崎、堺、広島)《画像提供 国交省》 マツダCX-90《photo by Mazda》 マツダCX-60《写真提供 マツダ》 日産スカイラインNISMO発表《写真撮影 雪岡直樹》