シビック タイプR CNF-R《写真提供 本田技研工業》

ホンダ・レーシング(HRC)は4月17日、2023年スーパー耐久シリーズに参戦予定の『シビック タイプR CNF-R』のテスト走行をモビリティリゾートもてぎ(栃木県)にて実施した。

シビック タイプR CNF-Rは、『シビック タイプR』をベースにスーパー耐久シリーズ ST-Qクラス参戦のために製作したマシン。HRCは「カーボンニュートラルの実現」をモータースポーツにて取り組むべき命題のひとつと位置付けており、シビック タイプR CNF-Rでカーボンニュートラル燃料(CN燃料)を使用してレースに臨み、CN燃料に適合する市販車ベースのレース用エンジン開発を行っていく。また、この参戦活動を通じて参加型モータースポーツ向けのレースベース車両やパーツの研究開発も行っていく。

シビック タイプR CNF-Rは、5月27日、28日に富士スピードウェイで開催されるシリーズ第2戦「富士SUPER TEC 24時間レース」からの参戦を予定。ドライバーは武藤英紀選手、伊沢拓也選手、大津弘樹選手らを予定している。