水素カローラ『#32 TGRR GR Corolla H2 Concept』《写真提供 富士スピードウェイ》

富士スピードウェイで5月30日から6月1日にかけて開催される「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2025 Empowered by BRIDGESTONE 第3戦 NAPAC 富士24時間レース オーバーナイトフェス」の全出場チームとドライバーが決定した。

日本で唯一の24時間レースとして知られる本大会では、10クラス60台のマシンが「富士の24時間」に挑戦する。各自動車メーカーのフラッグシップとなるスポーツカーをベースにしたFIA-GT3やGT4規定車両から、市販ファミリーカーベースのレーシングカー、自動車メーカーの開発車両まで様々なカテゴリーのマシンが参加する。

世界で活躍するFIA-GT3車両が争うST-Xクラスには、Hitotsuyama RacingのアウディR8 LMS GT3が参戦。GT4規定車両のST-Zクラスでは、ロニー・クインタレッリ選手とイゴール・オオムラ・フラガ選手がTEAM ZEROONEに新たに加入する。

ST-TCRクラスのBirth Racing Project[BRP]のクプラとWAIMARAMA Racingのヒョンデ・エラントラNは初の富士24時間レース参戦となり、ドライバーにはジュリアーノ・アレジ選手が加入する。

自動車メーカーの開発車両が参加する注目の「ST-Qクラス」には、水素エンジンを搭載し「水素カローラ」の愛称で親しまれる「32号車TGRR GR Corolla H2 concept」がブラックを基調とした新デザインで24時間レースに参戦決定。スバル・マツダ・トヨタのカーボンニュートラル燃料を搭載するマシンも揃い、熱い戦いを繰り広げる。

今季から駆動方式別に分けられた前輪駆動のST-5Fクラスには、S耐ファンから「公団ちゃん」と親しまれる栄建設のSAKAE MOTOR SPORTS FITなど注目のマシンが並ぶ。

会場では、レース以外にも様々なイベントが開催される。「CHILL OUT BASE」と名付けられた特設イベント会場では、飲食ブースやワークショップに加え、大型テントの下でレース映像を観られるビジョンが設置される。5月31日20時からは「打上花火」も実施され、銀座たけ内、Licaxxx、矢部ユウナによるDJセッションも行われる。

さらに、J SPORTS presents トークショー「寿一&シマシマとモータースポーツを語ろう! in FUJI24H」では、脇阪寿一さんと竹内紫麻さんによるモータースポーツ座談会も開催。

イベント広場では、「じゅんいちダビッドソン」のお笑い&トークショーや、RIP SLYMEメンバーのDJ FUMIYA・SUが結成したDJユニット「銀座たけ内」によるスペシャルDJステージも予定されている。

観戦チケットは全国のローソン、ミニストップの店頭端末およびローチケ、FSWオンラインチケットで発売中だ。

ST-Qクラスはトヨタ・スバル・マツダの3メーカーが参戦《写真提供 富士スピードウェイ》 「スーパー耐久富士24時間レース オーバーナイトフェス」が5月30日、6月1日に開催《写真提供 富士スピードウェイ》 スーパー耐久富士24時間レースに参戦する選手たち《写真提供 富士スピードウェイ》 CHILL OUT BASE《写真提供 富士スピードウェイ》 飲食ブース《写真提供 富士スピードウェイ》 CHILL OUT BASE “DJ SESSIONS” 《写真提供 富士スピードウェイ》 J SPORTS presents トークショー@CHILL OUT BASE《写真提供 富士スピードウェイ》 『富士24時間レース』の名物「打上花火」《写真提供 富士スピードウェイ》 ショートサーキットでの試乗体験《写真提供 富士スピードウェイ》 GRスープラ セーフティカー 親子試乗体験《写真提供 富士スピードウェイ》 NAPACカスタムモーターセレクション《写真提供 富士スピードウェイ》