日本仕様フィアットデュカトベースのオリジナル新型キャンピングカー(イメージ)《写真提供:トイファクトリー》

トイファクトリーは2月4日から6日まで幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2023」にて、フィアット『デュカト』ベースの新モデル4台を一挙公開する。

トイファクトリーは2022年9月、ステランティスグループとフィアットプロフェッショナル正規ディーラー契約を締結。正規輸入車として国内初となる、デュカトをベースとした新モデル4台を発表する。ドイツの大手キャンピングカーメーカー「HYMER(ハイマー)」のメインデザイナーを務めたフランク・ヴェンダー氏と、トイファクトリーのデザインチームがコラボ。トランスポータータイプからハイエンドクラスまで幅広いニーズに対応するラインアップを取り揃える。デザインだけでなく、全モデル「高断熱加工」で優れた快適性を実現している。

またトイファクトリーは、国産ハイエースキャンパーの生産台数で国内首位。今回、ハイエースベースの「Casaシリーズ」に新たに設定する特別仕様車「ブラックエディション」を発表する予定だ。特別仕様車はCasaシリーズのこだわりである「自宅にいるような落ち着きとナチュラルな車内空間」はそのままに、落ち着いたカラーリングで大人の上質空間を創出。国内産マテリアルをふんだんに使用した特別なモデルとなる。

さらに会場ではリチウムイオンバッテリーの取扱い開始を発表する。同社が取り扱うリチウムイオンバッテリーは、高エネルギー密度でありながら極めて安全性が高いことが特長で、難易度の高い国連の自動車用試験規格「UN ECE R10.06」や輸送試験「UN ECE R10.06」の認証を取得。一般的に船便輸送が多い中、高い安全性で空輸が認められている数少ないリチウム製品で、デュカトベースの新型キャンパーはもちろん、これまでのハイエースモデルにも取り付けできる。

ハイエースベース「Casaシリーズ」の特別仕様車「BLACK EDITION」《写真提供:トイファクトリー》 リチウムイオンバッテリー《写真提供:トイファクトリー》