2月2日から5日まで幕張メッセで開催されている「ジャパンキャンピングカーショー2024」。そのRVランドブースにて、キャンピングカー株式会社が『ロビンソンAI』を展示。さらに、3台限定で即納車を販売している。
ロビンソンAIはトヨタ『ハイエース』をベースとしたキャブコンバージョンのキャンピングカー。“AI”の名がつく通り、独自のキャンピングカー専用AI「ロビンシステム」を搭載しており、キャンピングカー初心者やレンタルした人でも操作が簡単にわかる動画の紹介、キャンピングカーに乗る上での注意喚起、行き先やルートの提案などを行ってくれる。
さらに車内がAmazonAlexaによってスマートホーム化されていて、装備のオンオフなどを声で操作できる。より快適で新しいキャンピングカー車内空間が特徴だ。
内装だけでなく外装にも大きな特徴があり、ハイエースベースとしては世界初となる大型スライドドアを装備しているほか、大きな荷物なども積めるよう大型のリアハッチドアを採用。キャンプやアウトドアシーンではもちろん、大型の買い物などにも活用できる。これらはキャンピングカーオーナーやレンタル顧客の声を集めて採用していったそうだ。
キャンピングカー装備も充実で、冷蔵庫、電子レンジ、ベンチレーター、15インチTVモニターなどが標準装備。FFヒーター、パーキングクーラーやルームエアコン、サイドオーニングなどがオプションで選択できる。
また、キャンピングカー株式会社はもともと全国でキャンピングカーのレンタルを行う「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」を運営しており、キャンピングカーオーナーより自分のキャンピングカーを運用委託できないかという声が多かったという。
そこで今回、ロビンソンAIを購入したオーナー限定で、「レンタル運用委託プラン」を用意。自分が乗らない時はジャパンキャンピングカーレンタルセンターでレンタカー運用することで、収益化が可能だそうだ。
コロナ禍が一段落したことで、訪日客によるレンタル需要の増加、加えて能登半島地震による防災意識の高まりや災害支援利用により、キャンピングカーのレンタカー需要は高まっているという。
本来、ロビンソンAIを注文しても制作には1年半くらいかかるそうだが、わずか3台とはいえ、即納車が用意されていることで、会場内でも注目を集めていた。
即納可能! 専用AI、大型スライドドア、リアハッチドアなど快適性重視のロビンソンAI…ジャパンキャンピングカーショー2024
2024年02月03日(土) 10時30分
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