アルピーヌ・ジャポンは、軽量ミッドシップスポーツクーペ『A110』シリーズの最高峰モデル『A110R』を日本市場に導入。12月1日より受注を開始する。価格は1500万円。
アルピーヌ A110Rは、軽量化による運動性能の向上に徹底的にこだわった。カーボン製のボンネット、ルーフ、リアフードに加え、フルカーボンホイール、6点式固定レーシングハーネスを備えたサベルト製軽量フルカーボンモノコックバケットシートなど、軽さと強度に優れたカーボンを車体各所に採用し、車両重量は1090kg。もともと軽量な『A110』からさらに20kgの軽量化に成功した。
また、エアロダイナミクスをさらに向上させるため、新形状のディフューザー、スワンネックタイプのリアスポイラーマウント、サイドスカート、エアインテーク付フロントボンネットを採用。空気抵抗の削減とダウンフォースの強化の最適なバランスを確立した。
最低地上高は低められ、専用シャシーには車高調整機能、減衰力調整機能付ダンパーを搭載。アンチロールバーの剛性はA110Sよりもフロントで10%、リアで25%強化、サスペンションスプリングの剛性も10%以上強化している。また、ブレンボ製高性能ブレーキシステムを装備。前後ともに複合素材の320mmブレーキディスクを採用するとともにブレーキ冷却システムを備え、制動力を高めている。
パワートレインは最高出力300ps/最大トルク340Nmを発生する1.8リットル4気筒直噴ターボエンジンと7速DCTの組み合わせ。エアロダイナミクスを追求した軽量ボディと相まって、最高速度は285km/hに達し、ローンチコントロールを使用した0-100km/h加速は3.9秒という比類なきパフォーマンスを発揮する。
インテリアは、すべてマイクロファイバー生地で覆われ、内部のドアハンドルは赤いストラップを採用。ハンドルやカーボンファイバー製のサベルト社製シングルシェルシートはマイクロファイバーで覆われ、グレーのステッチを施し、モータースポーツの世界観を演出している。
アルピーヌ A110Rは、受注生産プログラムにより、アルピーヌ F1チームの今期マシン『A522』と同じブルーレーシングマットを含む27色のボディカラー、5色のブレーキキャリパーカラー、左右ハンドル位置を自由に組み合わせることができる。
なお、A110Rはカタログモデルとなるが、年間生産台数が限られることから、日本導入台数に応じて、期間限定で購入申込を受付ける販売方法となる。今回は12月1日から11日まで購入申込みを受付け、申込みが販売台数を超えた場合は抽選となる。
超軽量&300psターボ、アルピーヌ『A110R』の受注開始…価格は1500万円
2022年11月30日(水) 18時30分
関連ニュース
- [15秒でわかる]メルセデスAMG『GT』新型…ハイパフォーマンスクーペは意外にも4人乗り可 (04月15日 08時30分)
- 最強モデルは後輪駆動で電動化もなし!? メルセデスAMG『GTクーペ』次の一手とは (04月10日 21時00分)
- C&Eクーペを統合した新世代の2ドアクーペ、メルセデスベンツ『CLE200クーペ』登場![詳細画像] (04月08日 18時00分)
- メルセデスAMG『GTクーペ』新型が日本上陸…トップパフォーマンスモデル (04月03日 12時15分)
- メルセデス AMG GLC 43 クーペ、日本で発売開始…価格は1271万円 (03月29日 17時15分)