アルファロメオ ステルヴィオ 次期型の予想CG《Nikita Chuicko/KOLESA RU/APOLLO》

アルファロメオの人気クロスオーバーSUVが『ステルヴィオ』だ。この次期型を完全プレビューしよう。お馴染みNikita Chuicko/KOLESA RUに協力を得た予想CGは、最近流出した特許画像のおかげで、その外観を高精度に予測することができた。

現行型となる初代ステルヴィオは、2016年に“ニュル最速の量産4ドアセダン”の称号を得た『ジュリア』のアーキテクチャを継承し、2017年に発売されたクロスオーバーSUVだ。クロスオーバーSUVとしてはアルファロメオ初の量産モデルになる。3年後に初めてマイナーチェンジを受け、2022年末には大規模な商品改良が施されて、外観が大幅に変更された。

そしてまもなく、全く新しい世代のステルヴィオが登場する。アルファロメオは2024年末に最初のティーザー画像を公開した。続いてカモフラージュされたプロトタイプをスクープ班がキャッチ、それを基に最初のレンダリングCGも製作された。そして4月末には、SUVの外観のほぼすべての特徴を示す特許画像がリークされた。

予想通り、第2世代ステルヴィオには“2層構造”のフロントエンドが採用される。上部には、垂直セグメントのLEDデイタイムランニングライト(そしておそらく方向指示灯も)が配置される。メインヘッドライトユニットはバンパーに内蔵され、ブラックの装飾インサートと視覚的に調和している。

サイドには目立つキャラクターラインがなく、ドアハンドルはアルファロメオで初めて格納式を採用する。ルーフはブラックで、Dピラーにはブラックの装飾がインサートされ、ボディとルーフを視覚的に分離している。

リアセクションが最も興味深い部分だ。ここには、車幅全体に2本のLEDストリップ状のライトが伸び、両端でエッジを描いて接続され、その間のスペースもブラックで仕上げられるなど、非常にスポーティな印象だ。

ステルヴィオ次期型のプラットフォームは、ダッジ『チャージャー』とジープ『グランドチェロキーS』ですでに採用されている、STLAラージ「マルチエネルギー」を採用する。ちなみに将来のジュリアも同じプラットフォームを使う予定だ。ステルヴィオ次期型のパワートレインには、当初はフル電動電気自動車(BEV)のみが予定されていたが、直列4気筒内燃エンジンをベースとしたPHEVシステムも導入される見込みだ。

ただし、このシステム追加により、市販デビューは延期される可能性がある。当初は2025年末の発売が予定されていたが、現在では2027年が候補になっている。

さらに関連情報として、チャージャーの兄弟車となるスポーツカーがアルファロメオから登場する、という情報も5月に明らかになっている。

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