オートショップアズマ「ラクーン」《写真撮影 廣井誠》

毎シーズン新しいモデルが生まれては消えていく中、人気が衰えないロングセラーの1つがオートショップアズマの「ラクーン」。福岡キャンピングカーショー2022でも見物客が絶えない人気キャンピングカーだ。

ラクーンは平成15年登場の息の長いモデル。軽トラックであるマツダ「スクラム」(ベース車両はスズキ「キャリイ」、ダイハツ「ハイゼット」も選択可能)を普通車にサイズアップしている個性的なモデルで、「軽では狭い、とは言え、タウンエースなどの商用バンベースでは持て余す」という層に絶大な人気を博している。

ラクーンにはベンチタイプとリヤベッドタイプの2種類があるが、今回の展示車両は前者。長さ1900mmのゆったりとしたベンチシートで、キッチンサイドのテーブルに向かって、ゆったりと座ることができる。

ベッド展開時は、オプションの延長マットを使うと1900×1300mmとなり、軽自動車ベースとは思えないほどの余裕。ベンチシートの下が収納となっているほか、天井のサイドとリヤにも複数の扉付き収納があるため、荷物で就寝スペースを圧迫される心配もほとんどない。

シェルはFRP一体成形ボディで、継ぎ目がないため、強度に優れ、雨漏りの恐れもなし。ボディに25mmの断熱材、床にも遮音断熱マットを施工しているため、高い断熱保温効果と防音効果を誇っている。

オートショップアズマ「ラクーン」《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」の室内《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」の室内《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」のキッチン《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」のキッチン《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」の集中スイッチ《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」のバンクベッド《写真撮影 廣井誠》 オートショップアズマ「ラクーン」《写真撮影 廣井誠》